2009年5月4日月曜日

費用対効果

有楽町~新橋で車窓を眺めていると
「ホテル・レストランの家具は上海なんたら家具
TEL. +8612-********」
なんて屋外広告がみえる。

ん?、日本法人じゃなく現地に直通電話じゃんそれ
国際電話であることも表記がないが (+86は中国本土)
これに興味もつような人物はすぐ中国だと判るからいいのだろうか。
この広告の意味が謎だ。

レコード会社・出版社の近所では自社製品の屋外広告が目立つが
この意味はそれを目にする自社スタッフに「会社はがんばってますよ、一丸となってがんばろうぜ!」と伝えるのが目的であるといわれる。

これは納得できる話だが、冒頭の会社では
・営業にこられた際に、「ああ、あの」と言ってもらえる? (ないなあ)
・購入を条件に屋外広告出稿を求められた?
・わが社はTOKYOに看板だしてる自負(イマドキ、上海の一等地のほうが高い)
・その他?
理由は不明のままだが、果たしてその効果はその屋外広告費用に見合うものなのだろうか。
ブログサービスのPV事実上水増し疑惑など、広告に対する費用対効果(ROI)の明確が求められる昨今、気になる。

そういえば、似た業種では、その昔ビデオリサーチの視聴率調査マシンが「特定ジャンルの番組視聴率はそこそこ商売に影響する」知人宅に設置されたことがあり、無作為ってのは本当なんだなと感心したことがある。ふつうは事前に職業チェックがあるものだけど、いちおう広告・放送業界ではないので良かったのかあれ!?