2009年9月14日月曜日

DAEJEON INTERNATIONAL ART FESTIVAL KOREA - JAPAN 2009 とKTXについて

友人の友人が出展しているとのことで、大田市の現代アートフェスティバルへ
韓国版TGVであるKTXを使いソウルから90分。

KTX車内は思ったより狭いのが印象的、基本設計はフランスだし、パリを走る郊外電車RER車両の巨大さなどから、もっと大きいものを想像してた。

そして座席は固定式のため、一両の半数は強制的に進行方向に逆向きで座ることに
←目的駅  [[[[[[[[ ]]]]]]]]]  始発駅→ 真上からみるとこんなイメージ。
フランス人はこういうこと気にしないが、韓国ではこれが不評のようで次期車両からは回転式になるとのこと。
ただ、この高速列車、郊外にでてしまえばほぼ専用軌道で車内の騒音も少なく、運賃は物価を考慮しても割安。今回の行程では往復4,000円程度。
チケットもネットか自動販売機で手軽に購入できました。



さて、大田市。目当ての美術展は市内5箇所の、ギャラリー、カフェや市関連施設の一角で
分散開催されている、が、なぜか全会場が無人。ほとんどの場所で展示要員が待機するような場も見当たらなく、それが仕様のようだ。平日午前のためか客もいないが芳名帳にはたまに日本名もみえる。




翌朝はソウルのお粥屋、小公粥家へ。
いろんなガイドブックやサイトに掲載されすぎている店は期待しないのが普通だけど(この店は高掲載率)、オリジナルらしいウニ粥に興味があった。
直球すぎるウニ+ゴマ油+卵黄の味は、魅惑のスナック菓子のよう。おいしいものを適量食べる幸せもあるけれど、この粥はボリューミーで食べても食べても減らないことが幸せ。
適価に感じたし、またソウルを訪れる機会には再訪したいところ。
韓国の朝食としてイメージの強い粥ですが、 東京でも、朝に焼き魚+味噌汁なんて万人が食べてないのと同じく、現代は朝食=お粥ではない気がする。まったく事情しらないで書いてるけど。

あとは日本料理屋で「東海」って店をみかけました、んー。
(新宿・百人町にもあるけどね)

2009年9月12日土曜日

第一回 所沢ビエンナーレ 「引込線」

第一回所沢ビエンナーレ「引込線」
去年のプレ展にも興味はあったのですが会期を逃して来れず。
スケジュールを見ていたら、田中泯さんの場踊りがある、みんじゃが!!

駅から近い西武鉄道の整備工場跡が会場
重機などは撤去されているとはいえ、事務所は現在も稼動中らしく
寂れた感と使用中である対比が面白い。
この空間を用意できただけで企画者の勝ち、再来年までここが残っているとは思えないけれど、第二回がどこで開催されるのかも楽しみです。

会場はボランティアのみなさまで運営されているのだろうし、面白いものみせていただきありがとう。カタログ買わないと。



前衛の踊りについては「はー」「うーん」としか言いようがないけど
泯さんが移動しながら踊るのにあわせて、とりかこんでいる観客の輪も移動していく様が面白くて仕方なく、つい場をみてしまう。



泯さん公演の楽しみはもうひとつあって、それは氏の農場で生産される農作物の販売。
この「みんじゃが」以前、横浜トリエンナーレで購入以来のファンです。
 


他にも面白い作品展示は多いが、木村幸恵さんの"私幽霊"、動きが必見。

羽田空港で開催のアートイベント"空気の港"の取材写真にもマテリアルが似た作品が写っていたので、同一人物による出展かと思ったら、あちらは東大廣瀬研がメインのチームなので違うみたい、廣瀬研といえば日本におけるバーチャルリアリティの最先端だし、面白いことばかりしてるイメージあるので行かねば。